浦和、リーグ戦3連勝を逃す 攻撃陣沈黙で長崎を攻略できずスコアレスドロー

浦和レッズ対V・ファーレン長崎はスコアレスドローに終わった【写真:Getty Images】
浦和レッズ対V・ファーレン長崎はスコアレスドローに終わった【写真:Getty Images】

ホームで押し込むも決定力を欠く

 浦和レッズは5日のJ1第20節でホームにV・ファーレン長崎を迎え撃ち、0-0のスコアレスドローで終了。3連勝を逃した。

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 浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は酷暑の中での3連戦も、スタメンを全く変えずに臨んだ。一方の長崎は、前節にコンディション不良で欠場したFWファンマが復帰して、この一戦を迎えた。

 浦和は前半6分に立て続けのチャンスを迎えた。FWファブリシオのスルーパスを受けたFW興梠慎三が左足でペナルティーエリア内から狙ったが、これは古巣対決の長崎GK徳重健太がファインセーブ。さらにそのプレーで得たコーナーキックのこぼれ球をMF宇賀神友弥が強烈なミドルで狙ったが、これも徳重が横っ飛びでセーブした。

 その後は浦和がボールを持ち、長崎がカウンターを狙う時間が長くなった。そのなかで浦和はファブリシオやDF槙野智章が距離のあるところからのシュートで活路を見出したが、得点にはならず。同アディショナルタイムには右サイドからのパス交換でペナルティーエリア内からファブリシオが右足で狙ったが、これも徳重が弾き出して0-0で前半を終えた。

 後半に入り、最初の決定機は長崎だった。同18分、中盤のこぼれ球に反応したMF島田護が最終ラインの背後にボールを出すと、MF鈴木武蔵が反応。一気に抜け出してGK西川周作と1対1になったが、左足のシュートはポストに当たってゴールならず。浦和も同21分にMF柏木陽介が直接フリーキックを際どいコースに飛ばしたが、またも徳重のファインセーブに阻まれゴールは生まれなかった。

 その後も全体的には浦和がボールを保持する展開になったが、最後まで両チームともスコアを動かせず。浦和は中断明けの無敗こそ維持したものの、3連勝とはならなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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