「電撃的速度を披露」 アーセナルが見せた“11秒のスパークカウンター弾”を英紙称賛
リーグ開幕前最後のテストマッチでラツィオを撃破
アーセナルは現地時間4日、ラツィオとの親善試合に2-0で勝利。18歳の新星FWリース・ネルソンとガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがゴールネットを揺らしたが、チーム2点目のカウンターは「電撃的速度」と海外メディアで報じられている。
現地時間12日にマンチェスター・シティとのプレミア開幕戦を控えるアーセナルは、ラツィオ戦が新シーズン前最後のテストマッチとなった。前半18分にネルソンが先制点を奪って迎えた後半19分、新体制となったチームの強さが光る。
カウンターの局面で新加入のエジプト代表MFモハメド・エルネニーがドリブルで持ち運ぶと、ゴール前の混戦でボールを拾ったフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが後方へパス。ペナルティーエリア内で待ち受けていたオーバメヤンが切り返しから右足を一閃し、地を這う一撃がゴール右隅に突き刺さった。
英紙「フットボール・ロンドン」は、「カウンターで電撃的速度を披露し、アーセナルに真の脅威をもたらした」とオーバメヤンら複数の選手が絡んだ“11秒間のゴール”を称賛した。
昨季限りで22年間の長期政権を築いたアーセン・ベンゲル氏が退任し、ウナイ・エメリ新監督を迎えたアーセナル。迫力ある攻撃は、リーグタイトル奪還を目指すチームに期待が持たせるには十分だった。
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