プレミア勢の移籍金総額が2年連続の10億ユーロ超え! 中堅クラブも驚異の支出を記録

(左から)リバプールGKアリソン、シティMFマフレズ【写真:Getty Images】
(左から)リバプールGKアリソン、シティMFマフレズ【写真:Getty Images】

日本円換算で1286億円 クラブ別1位はリバプール、2位は驚きのウェストハム

 欧州主要国リーグの移籍市場終幕まで残り1カ月を切っているが、今季も各国で多くの移籍が成立しているなか、昨季同様に猛威を振るうプレミアリーグ勢は移籍金の支出額が再び10億ユーロ(約1286億円)の壁を突破したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 プレミアリーグは現地時間10日のマンチェスター・ユナイテッド対レスター・シティの試合を皮切りに、いよいよ開幕を迎えようとしている。ついに始まる新シーズンを前に、今夏の移籍市場で支出された金額が昨夏に続いて10億ユーロを突破。今季から移籍期限が早まり、開幕前日の9日にウインドーが閉まるなか、今夏も潤沢な資金を誇るプレミア勢がマーケットを支配していることが分かる数字が叩き出されている。

 現在、最も高額を投じているのがリバプールだ。ブラジル代表GKアリソン(7500万ユーロ/約96億円)とギニア代表MFナビ・ケイタ(6000万ユーロ/約77億円)を筆頭に、昨季以上の戦力を整えることに成功している。

 その他では、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズ獲得に6800万ユーロ(約87億円)を投じたマンチェスター・シティ、ブラジル代表FWフレッジらを獲得したマンチェスター・ユナイテッド、イタリア代表MFジョルジーニョを獲得したチェルシーらが上位にランクインしている。

 ただ、今夏の驚くべき存在はウェストハムだ。ビッグクラブが上位を占めるなか、9500万ユーロ(約122億円)の支出で2位となっている。また昇格組のフルハムも、8200万ユーロ(約105億円)の支出を記録している。

 ちなみにリーグ別の2位は、ユベントスがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得するなどしたセリエAで9億2700万ユーロ(約1193億円)。3位はリーガ・エスパニョーラの6億4300万ユーロ(約827億円)となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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