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カシージャス代理人が怒りの告発 「レアルは農奴制でペレスは黒人嫌い」
会長は黒人選手嫌いだと暴露
名将カルロ・アンチェロッティ前監督の退任理由は、史上最高額の移籍金で会長が獲得を先導したとされるウェールズ代表FWギャレス・ベイルの扱いだったという。
「アンチェロッティとの唯一の衝突はベイルをめぐるものだった。彼はベイルが世界最高の選手だと考えている。チームにバロンドール受賞者がいるにも関わらず、いかに遇するか理解していない。ベイルは好きなところでプレーすることになるだろう」
ベイルに対するひいきがレアル内には存在すると代理人は指摘。さらには「ベンゼマは別だ。彼はイグアイン、ディ・マリア、デルボスケ、誰も悪くないのに排除してきた。デルボスケは全てを勝ち得たが、彼に起きたことは自分にも起きたことだ。彼には見る目はない。だから、フロレンティーノはチームを壊滅させかけたヤツ(カルロス・ケイロス元監督)と手を握り、連れてきたんだ」と酷評している。
元フランス代表ボランチで銀河系と呼ばれた時期に所属したクロード・マケレレに対する「敬意も欠いていた」という。その理由は実にひどいものだ。
「フロレンティーノは黒人選手が嫌いなんだ。彼は人種差別主義者ではないが、黒人が嫌いなんだ。エトーに関しても彼と戦った。サムエル(・エトー)はフィーゴと同じスーパースターだった。だが、彼には肌の色が気に触ったのだろうね」
クリスティアーノ・ロナウドやハメス・ロドリゲスら眉目秀麗なスターをかき集めてイメージ戦略を取るペレス氏は、“黒人選手嫌い”だと暴露されていた。カシージャス放出時の冷たい処遇でペレス会長にはサポーターからの批判も集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images