神戸MFイニエスタが欠場濃厚、“そっくりさん”を招くFC東京の大胆プランに世界が関心

　J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表アンドレス・イニエスタは、7月28日の第19節柏レイソル戦に出場後、家族とともに再来日するためスペインへ一時帰国した。5日の第20節敵地FC東京戦は欠場が濃厚と見られているなか、FC東京がイニエスタの“そっくりさん”を招く大胆プランを用意。海外メディアも「珍しい解決策を用意」「神秘的な類似点」と熱視線を送っている。

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　今夏バルセロナから加入したイニエスタは湘南ベルマーレ戦と柏戦に連続出場。柏戦直後、「家族と再来日するためにスペインに一時帰国」と神戸が発表した。FC東京のホームで行われる5日の神戸戦は、ワールドクラスの選手が観られるチャンスとあって今季初のチケット完売となったが、当のイニエスタは欠場濃厚と見られている。

　そこでFC東京は、イニエスタのモノマネを披露しているお笑いトリオ「鬼ケ島」のアイアム野田さんに白羽の矢を立て、“替え玉”として会場に呼びファンを楽しませる考えだ。FC東京も公式サイトで、クラブのマスコットである東京ドロンパの「おともだち」としてアイアム野田さんが登場すると予告している。

　イニエスタの“そっくりさん”を楽しみにしているのは、試合会場に足を運ぶファンだけではないようだ。

　ポルトガルメディア「オジョゴ」は「珍しい解決策を用意した。スペイン人選手を見ようと思っていたファンを楽しませようと、スタジアムに“そっくりさん”を招く」と伝えた一方、スペイン紙「ABC」も「イニエスタのそっくりさんと本人の類似点は疑いようがない」と興味深々の様子。さらにフランス誌「フランス・フットボール」が「FC東京が、イニエスタ不在を受けて、よく似た人を用意」と報道すれば、イタリアメディア「ITASport」も「お笑い芸人が日曜日の神戸戦で正式に招待された。このシチュエーションは、二人の神秘的な類似点から始まっている」と関心を寄せている。

　いまやイニエスタのそっくりさんが“陰の主役”となりそうな気配が漂っており、試合当日も世界中から熱い視線が注がれそうだ。