シティのグアルディオラ監督、敵将の戦術家に感銘「毎週見て学ぶことがある」
今季からチェルシーを率いるサッリ監督の能力をペップ監督が太鼓判
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、チェルシーのマウリツィオ・サッリ新監督に畏敬の念を抱いている。ナポリからやって来た戦術家について、「毎週見て学ぶことがある」と語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
サッリ監督が率いたナポリは昨季、セリエAで優勝争いを演じて2位で終えるなどチームとしての完成度の高さ披露。その指導力を買われ、プレミアリーグ奪還を目指すチェルシーがアントニオ・コンテ前監督に代わる指揮官として白羽の矢を立てた。
愛弟子のイタリア代表MFジョルジーニョをチームの中心に据え、早くもチェルシーを自分の色に染め上げているサッリ監督の手腕には、あのグアルディオラ監督も感銘を受けているようだ。現地時間5日に行なわれる「コミュニティ・シールド」での対戦を前に、グアルディオラ監督は敵将についてコメントした。
「まず何よりも、あのレベルの監督がプレミアリーグに来てくれたことが嬉しい。彼のことを毎週見て学ぶことがある」
バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、そしてシティでタイトルを獲得してきたペップがサッリ監督を称賛した。「彼のスタイルは、イングランド・フットボールにとって完璧だと思う」。ペップは、元銀行員という異色のキャリアを持つサッリ監督の哲学がセリエAだけでなく、プレミアリーグでも大きなインパクトを残すだろうと太鼓判を押している。
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