“怖いもの知らず”の武藤、ニューカッスル公式で抱負「走れる、汗を流せるのが僕の良さ」
クラブ公式チャンネルで意気込み 冬にオファーが届いてからの思いを告白
日本代表FW武藤嘉紀がプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに加入した。クラブの公式チャンネル「NUFC TV」のインタビューに応じた“怖いもの知らず”の26歳は、「僕の名前をニューカッスルの歴史に刻めるように素晴らしい活躍をしたい」と意気込みを語った。
ドイツ・ブンデスリーガのマインツから、新天地としてイングランドを選択した武藤。「最初に冬にオファーを頂いて、そこからニューカッスルに対して気持ちがありました」と半年にわたる思いを実現させた。「吉田麻也選手だったり岡崎慎司選手から、ニューカッスルのサポーターが本当に凄いっていうことを聞きましたし、熱狂的であって、かつスタジアムの雰囲気も最高と聞いていたので、そういったファンの方々の前で早くプレーしたいという気持ちでした」と、本拠地セント・ジェームズ・パークでのプレーに期待を膨らませている。
自身のストロングポイントについては「とにかく走れる、汗を流せることが僕の良さであると思う」と語り、「チームのために戦いつつ、得点を取ることがベストかなと思います」とFWとして結果にこだわる姿勢を見せた。
武藤といえば、FC東京在籍時の2015年に同じプレミアリーグの強豪チェルシーからオファーが届いたことが大きな話題となった。しかし、当時はまだ自信が足りず、ドイツで自らを鍛える時間が必要だと感じていたことを明かした。
「3年前、チェルシーからオファーがあった時は正直まだ自分の気持ちが、イングランドでプレーする自信がなかったですし、その時はまずドイツで自分の力をつけてからプレミアリーグに臨みたいなと思っていました。この3年間で心身ともに、プレー面でもメンタル面でも成長できたので、僕を欲してくれたニューカッスルというチームにすべてを捧げたい」