世界も報じた! 俊輔FK弾は「ゴージャス」

色褪せぬ”黄金の左足”

 横浜マリノスMF中村俊輔は19日の敵地G大阪戦で後半アディショナルタイムに2-2の同点に追いつく芸術的な直接FKを決めたが、世界でも屈指のFKスペシャリストとして知られるファンタジスタの一撃は海外メディアでも紹介されている。
 英サッカー専門サイト「フットボール・バイブル」は「元セルティックのスター、シュンスケ・ナカムラが94分にFKで得点する」と動画を紹介している。
「2-1でリードされた94分、シュンスケ・ナカムラはステップアップし、ゴールの隅にゴージャスなFKを曲げて決める」と絶賛されている。
 セルティック時代の2006年シーズンには、欧州チャンピオンズリーグの1次リーグでマンチェスター・ユナイテッド相手に2度の伝説的なFKを沈めるなどの活躍で、英国で「デッドボール(FK)・スペシャリスト」の異名をほしいままにした。
 一方、サッカー専門サイト「101 Great Goals」も「元セルティックのスター、シュンスケ・ナカムラは日本で94分に信じられないFKで同点となるゴラッソを決める」と動画と写真を紹介。
 記事では「37歳の伝説的な日本人MFシュンスケ・ナカムラはJリーグの横浜Fマリノスで自分の流儀を示している。元セルティックのFKスペシャリストはガンバ大阪との2-2ドローの試合で試合終了の瞬間に美しい得点を挙げている」と賞賛されている。
 セルティック時代には「PKよりもFKが得意」と地元メディアに呼ばれるほど直接FKを量産した天才レフティの妙技は欧州でも大きな反響を呼んでいる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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