違約金970億円報道のモドリッチ インテルは1年間レンタルの総額52億円で活路か
ビダルのバルサ移籍が濃厚になり、モドリッチ獲得に一本化
イタリアの名門インテルはレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ獲得を狙っていると報じられている。レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が言い放った違約金「7億5000万ユーロ(約970億円)」の声とは裏腹に、現実には4000万ユーロ(約52億円)で交渉がまとまる可能性があるという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカート・ウェブ」が報じている。
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インテルは当初、バイエルンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得に動いていた。選手サイドとは合意し、クラブ間で交渉の最終段階を残すのみとされていたが、モドリッチ獲得の可能性が浮上してストップしていた。その間に、スペインの強豪バルセロナがバイエルンとの交渉をまとめ、ビダル獲得が決定的になってしまった。インテルとしては、中盤の補強をするうえでモドリッチが頼みの綱だ。
そうしたなかで、レアルのペレス会長がモドリッチの移籍に7億5000万ユーロという天文学的な金額を要求すると報じられたが、現実的なラインは全く違うようだ。9月に33歳の誕生日を迎えるモドリッチは、2020年までレアルと手取り年俸1000万ユーロ(約13億円)の契約を結んでいるが、現在のレアルでの年俸をベースに150万ユーロ(約2億円)の成果ボーナスをつけ、さらに契約を2022年までとすることでモドリッチ側はインテルの交渉を受けるという。
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