J1清水、元社員が6年で約6700万円着服 クラブ謝罪「信頼を裏切る結果となり心からお詫び」
クラブ公式サイトで「不正行為についてのお詫び」として声明を発表
J1清水エスパルスは3日、公式サイトで「不正行為についてのお詫び」として声明を発表。元経理担当者が2012年から2018年にわたって約6700万円の会社経費を着服していたと明かし、「皆様の信頼を裏切る結果となりましたことを、心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
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清水は公式サイトで「ファン・サポーター、パートナーのみなさまへ【当社元社員による不正行為についてのお詫び】」との見出しで声明をアップ。
「当社の元経理担当者が2012年から2018年にわたる6年間、約6700万円の会社の経費を着服し、私的に流用したことが判明しました」と説明し、「このような事態を招いた事を猛省するとともに、ファン、サポーターの皆様、株主様、パートナーの皆様をはじめとする多くの関係者の皆様の信頼を裏切る結果となりましたことを、心からお詫び申し上げます」と謝罪の意を示している。
不正行為の原因については、「当該元社員に経理に関する多くの業務を任せ、また会社としての組織的なチェック体制が機能せず、不正行為を見抜けなかったことであり、既にチェック機能の強化を実施しております」と記している。
処罰に関しては「当該元社員は、7月31日付で懲戒解雇となり、また本件に対する管理監督責任を明確にする為、社長の左伴が報酬の30%を3カ月間減額」と明記。今後の対策について「コンプライアンス意識の徹底、業務フローの見直し」などを挙げ、内部統制体制のさらなる強化に努めるとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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