ロシアW杯ベスト16杯敗退、メッシに依存しないチーム作りの必要性を説くベロン氏

　元アルゼンチン代表MFで同国のレジェンドであるファン・セバスティアン・ベロン氏が、代表チームに対してFWリオネル・メッシ依存にならないチーム作りをするためにはトットナム・ホットスパーを率いているマウリシオ・ポチェッティーノ氏を監督として招聘すべきだと語った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

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　メッシを擁して挑んだロシア・ワールドカップ（W杯）はベスト16で敗退し、大会後にはホルヘ・サンパオリ監督を解任したアルゼンチン代表。近年では15年、16年のコパ・アメリカ準優勝が最高で08年のオリンピック以来、主要大会の優勝から遠ざかっている。

　そんなアルゼンチンに対して「グループを作る時だ」と声を上げたのはベロン氏だ。「明らかなのは、メッシをチームの一員にするために、少しずつ彼を巻き込んでいく必要がある」と語り、チームに必要なことを次のように強調した。

「我々のベースを作らなければいけないと思う。そのためにチームのことを考えなければいけないし、誰かが救ってくれると考えてはいけない。他の代表チームを見て、どのようにW杯に向かっていたかを考えれば、グループについて考えることが不可欠だと思う」