栄光を知るアーセナルOB、古巣の今季を辛口予想 「リーグ優勝するとなれば奇跡」

アーセナルOBのヌワンコ・カヌ氏【写真:Getty Images】
アーセナルOBのヌワンコ・カヌ氏【写真:Getty Images】

ベンゲル前監督の教え子でもあるカヌ氏がエメリ監督を迎えた新体制を分析

 アーセナルで活躍した元ナイジェリア代表FWヌワンコ・カヌ氏が、ウナイ・エメリ新監督を迎えた古巣の新シーズンを展望。2年連続でトップ4入りを逃した古巣のリーグ優勝については「奇跡」との見方を示した。英公共放送「BBC」が報じた。

 アーセン・ベンゲル監督の下、2003-04シーズンに無敗優勝を成し遂げ、その後も安定してUEFAチャンピオンズリーグ出場権内の4位以内に入り続けていたアーセナル。しかし、直近の2シーズンは5位、6位と徐々に順位を下げている。

 昨季限りで22年間指揮を執ったベンゲル監督が退任し、エメリ監督がその後を継いだ。大きな転換期を迎えるなか、アーセナルの状況を冷静に見つめているのがクラブOBのカヌ氏だ。ベンゲル前監督の教え子でもある元ナイジェリア代表ストライカーは、古巣が今季リーグタイトルを奪還する可能性は限りなく低いと明言している。

「もし、彼らがリーグ優勝するとなれば、それは奇跡だ。新しい人や、新戦力には適応の時間が必要だ。彼(エメリ監督)には自分のスタイルや、望むやり方をチームに植え付けるための時間を与えなければならない」

 アーセナルで2度のリーグ優勝を経験しているカヌ氏はこう語った。さらに、監督が代わることの難しさについても言及している。

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