チェルシー新監督、ブラジル代表MFウィリアンの合流遅れに本音吐露 「不満がある」
ロシアW杯出場のウィリアン、休暇からすでに合流予定もパスポート問題でいまだ不在
今季からチェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ新監督は、今夏の移籍マーケットで人気銘柄となっているブラジル代表MFウィリアンの合流が遅れていることに不満を持っているようだ。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
ブラジル代表としてロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したウィリアンはまだ休暇からチームに戻っていない。すでに合流している予定だったが、パスポート問題によって遅れが生じているという。
クラブからは合流の遅れに対して許可が降りているというが、サッリ監督はウィリアン不在が続いている現状にフラストレーションを溜めているようだ。PK戦で敗れたインターナショナル・チャンピオンズカップのアーセナル戦後にウィリアンの合流について質問を受けたサッリ監督は「それに応える前に、私も彼と話したいよ」と本音を明かした。
今夏の移籍市場でバルセロナからウィリアンにオファーがあったことが明らかになっており、マンチェスター・ユナイテッドも興味を持っていると伝えられているなど、人気銘柄となっている。サッリ監督は29歳のアタッカーをチームの主軸の一人と見込んでいるため、一日も早い合流を望んでいる。
「(合流日は)私にも分からないよ。このシチュエーションには不満がある。彼と話したい。奇妙なことかって? そう思うよ」
今週末には合流を果たすと見られているウィリアン。いまだに移籍の噂は絶えないが、サッリ監督はベルギー代表MFエデン・アザールらに並ぶチームの要として期待していることは間違いなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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