名古屋の元ブラジル代表FW、華麗な“コンビネーション弾”を母国紙絶賛「美しい」
前田との息の合った連係からジョーが先制弾 名古屋が仙台戦で16試合ぶりの勝利
名古屋グランパスは1日のJ1リーグ第19節ベガルタ仙台戦で2-1と勝利し、16試合ぶりの白星を手にした。名古屋の新戦力FW前田直輝が1ゴール1アシストと活躍したなか、貴重な先制点をもたらしたのは、今季ブラジル1部コリンチャンスから加入した元ブラジル代表FWジョーだ。母国紙「ランス」はジョーの一撃を「美しいゴール」と絶賛している。
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前半戦の名古屋はJ2自動降格の最下位に沈むなど苦戦を強いられたなか、仙台戦で3月3日の磐田戦以来、実に16試合ぶりの勝利。その立役者の一人となったのがジョーだった。
前半30分、左サイドでボールを持ったジョーは相手と1対1の場面でゴール中央にパス。するとそのままゴール前へとダッシュし、前田からの落としを受けて先制ゴールを叩き込んだ。今夏J2松本山雅FCから加入した前田との“新2トップ”が息の合ったプレーを披露し、華麗なコンビネーションで仙台の守備をこじ開けた。
最終的に名古屋が2-1と勝利を収めた一戦について、ブラジル紙「ランス」は母国プレーヤーの活躍に注目。「ジョーが美しいゴールを決め、名古屋グランパスがJリーグで再び勝利」と報じつつ、「15試合続いた未勝利を止め、チームを助けた」と称えている。
30歳のジョーは昨季コリンチャンスで18ゴールと大暴れし、17年ブラジル全国選手権優勝に貢献した一方、得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞を受賞。代表歴を持つ大物ストライカーも新天地の名古屋ではなかなか本領を発揮できずにいた。だが、前田という新たなパートナーを得て、今季リーグ7ゴール目をマークしており、後半戦は爆発しそうな雰囲気を漂わせている。