契約延長の新鋭FWは安泰!? 激震のミランで本田の立場は…
飽和状態の前線
シニシャ・ミハイロビッチ監督の新体制では、今季新加入のコロンビア代表FWカルロス・バッカと、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノは盤石のレギュラーとみられている。イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラはトップ下のレギュラーと予想されている。昨季16ゴールを決めたFWジェレミー・メネズもいる。パリ・サンジェルマンのイタリア代表FWズラタン・イブラヒモビッチの加入の可能性もある。前線の選手枠は着実に減少する中で、ニアングの残留はグレーゾーンに立たされている本田ら攻撃陣の生き残り にとっては朗報とは言えない。
そんな中、18日の親善試合リヨン戦で先発出場したニアングは意気揚々としている。
「ミハイロビッチは多くの運動量とともに、攻撃的なサッカーを求めている。我々は諦めてはいけない、と言っていた。僕らは0-1で負けていたけれど、追いついた。勝てたかもしれない。少し疲れはあるけれど、あくまで親善試合。チームはいい軌道に乗っている。1カ月で違ったミランを見られると思う」
大型補強と大規模リストラを同時に進めることになった激震のミラン。ニアングは、長期契約延長によって残留を確信しており、ひたすら前向きだった。
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