アトレチコの時代が到来? 大型補強の締めくくりはチェルシーのベルギー代表FWか
エース慰留&大型補強に成功、バチュアイ獲りでさらなる戦力アップを狙う
スペインの強豪アトレチコ・マドリードは、チェルシーのベルギー代表FWミシー・バチュアイの獲得に乗り出したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
バチュアイは2016年にマルセイユからチェルシーへと移籍したが、レギュラーに定着できず。今年1月の移籍市場最終日に日本代表MF香川真司が所属するドルトムントへ半年間のレンタルで放出されていた。ドイツではリーグ戦10試合7得点と活躍し、ロシア・ワールドカップ(W杯)にも快進撃を見せたベルギー代表の一員として出場。レンタル満了でチェルシーに戻り、トレーニングを行っているが、新天地を模索しているという。
一方で、エースのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの慰留に成功したアトレチコは、今オフに積極的な補強を敢行している。フランス代表MFトマ・ルマール(←ASモナコ)の争奪戦に競り勝つと、有望株のポルトガル代表FWジェルソン・マルティンス(←スポルティング・リスボン)も獲得。さらに、コロンビア代表DFサンティアゴ・アリアス(←PSV)も迎え入れるなど、大幅な戦力アップを果たしている。
リーグのライバルであるレアル・マドリードがエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに放出し、バルセロナもブラジル代表MFパウリーニョ(→広州恒大)が退団しており、バチュアイ獲得に成功すれば、アトレチコが今季の優勝候補筆頭として新シーズンを迎えるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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