マンUの22歳FWマルシアル、モウリーニョの苦言に反論 「家族が何よりも最優先」
移籍確実と目されるなか、息子の誕生に合わせてチームを離れ、指揮官は不満を示す
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアンソニー・マルシアルは第二子の誕生に立ち会うため、アメリカでのプレシーズンツアーから離脱し、一時帰国。チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督から苦言を呈されていたが、それに反論するように自身の公式ツイッターで「家族が最優先だ」と主張した。
2015年に10代選手としては当時の史上最高額だった3600万ポンド(約52億円)でASモナコからユナイテッドへ移籍したマルシアル。その後の成果ボーナスも含めれば、最大5800万ポンド(約85億円)の大型取引として注目を集めた。
しかし、モウリーニョ監督の下ではアタッカー陣のなかで序列は低く、今夏の移籍が確実という見方もされている。加えて、アメリカツアーでも息子の誕生に合わせてチームを離脱。報告が遅れたことなどの理由から、モウリーニョ監督はマルシアルの行動に不満を持っていると報じられていた。マルシアルに対しては18万ポンド(約2600万円)の罰金処分が下されるという。
さらに、モウリーニョ監督はマルシアルの今後の合流について質問を受けても、「分からない」「(広報の)カレンに聞いたほうがいい」などとそっけない態度で答えたことから、両者の関係は冷めきっている様子が窺える。
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