コロンビア代表FWバッカ、ビジャレアル移籍を熱望 ミラン倍額要求も去就不透明
ビジャレアルが10億円オファーもミランは20億円要求、トルコ勢にも獲得の動き
去就が不透明なACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカがオファー待ちの状態にあるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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バッカはミランと2020年までの契約を残すが、昨季はスペインのビジャレアルに期限付き移籍し、出場機会を得てリーグ35試合出場15ゴールの成績でロシア・ワールドカップ(W杯)の出場につなげた。大会後、保有権を持つミランに戻ったが、去就は未確定のようだ。
バッカ自身もビジャレアルも相思相愛で完全移籍を望んでいるが、ミランに対するオファー額は800万ユーロ(約10億4000万円)とされ、現時点でミランが許可を出す可能性はないという。ミランの要求額は1500万ユーロ(約19億5000万円)とほぼ倍額。バッカはビジャレアルがミランを納得させるオファーを出すことを心待ちにしているとした。
その一方で、日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライやトラブゾンスポルといったトルコ勢もバッカ獲得の動きがあり、そちらからミランの要求を満たすオファーが届けば移籍が決まる可能性もあるという。今季からミランのスポーツ・ディレクターに就任した元ブラジル代表レオナルド氏は、いずれにしてもバッカの移籍金で現金収入を得る考えで、トルコ勢の動きもミラン側からの売り込みがあるともされている。
バッカはスペインからの適切なオファーを心待ちにして、ミランで新シーズンをプレーするモチベーションは限りなく低いとされている。ミランもユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの獲得に動くなどバッカを戦力として計算していない姿勢を見せている。
(FOOTBALL ZONE編集部)