「若いやつのためにもならん」 元日本代表MFがSNSで持論「世代交代ってなに?」
仙台の関口が世代交代を進める風潮に物申す「プロの世界実力で勝ち取ってなんぼやろ」
J1ベガルタ仙台の元日本代表MF関口訓充がツイッターを更新。競争の激しいプロの世界において、世代交代を進める風潮は「若いやつのためにもならん」と持論を展開している。
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8月1日は、プロ野球の横浜DeNAベイスターズや読売ジャイアンツで活躍し、今季は独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーしている村田修一内野手が会見。38歳を迎える今年、プロ野球復帰を目指してきたなかで獲得意思を示す球団がなく、NPBで今季中の新規契約が可能な期間が7月31日に終了したことについて思いを語った。
これに反応したのが、プロ15年目のシーズンに臨んでいる仙台の関口だった。今年33歳と迎えるサイドアタッカーは、昨年12月にセレッソ大阪を退団。所属チームがない期間が続き、今年4月に仙台へ6年ぶりに復帰することになった。
「村田修一選手…マジか…同じ時に契約満了になりこの選手も頑張ってるし俺も頑張ろうと勝手に思って頑張ってきたから…もう一度プロ野球に戻ってもらいたかったな」
年齢こそ5歳違うが、似た境遇に共感する部分も多かったようだ。そして、ベテランの域に達している関口は、“世代交代”についても持論を展開している。
「俺の考えだけど世代交代ってなに? プロの世界実力で勝ち取ってなんぼやろ…若いやつのためにもならんと俺は思う…」
選手と引退は切っても切れない関係にあり、激しい競争のなかで見られる選手の入れ替わりはある意味で必然だ。それでも、実力で競い合ってこそのプロであり、必要以上に世代交代を進める風潮は若手にも良い影響をもたらさないとの見解を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)