浦和FW興梠、7年連続リーグ二桁ゴール 点取り屋が明かす活躍の秘訣「何よりも…」

7年連続Jリーグ二桁得点の浦和FW興梠【写真:Getty Images】
7年連続Jリーグ二桁得点の浦和FW興梠【写真:Getty Images】

前日に32歳の誕生日を迎えた興梠、川崎戦ゴールに笑顔「特別な日に取れて良かった」

 浦和レッズのエースFW興梠慎三は、1日のJ1第19節川崎フロンターレ戦で先制点を奪って今季10得点目をマークし、7年連続のリーグ戦二桁ゴールを達成した。前日に32歳の誕生日を迎えたストライカーは、「自分にとって特別な日に取れて良かった」と笑顔を見せている。

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 興梠の見せ場は前半7分にやってきた。浦和はDF岩波拓也のフィードパスで右サイドをMF武藤雄樹が一気に突破。フリーの武藤は中央に丁寧なグラウンダーのパスを送り、興梠は飛び出してきたGKチョン・ソンリョンをフワリと浮かせたシュートでかわしてゴール。これで3戦連発となり、今季の10得点目になった。

 技術の高さを見せつけたエースは、「武藤とも話したんですけど、お互いにフリーだったから丁寧に弱めのパスをくれたと言っていて、その分GKには間合いを詰められてしまった。ループくらいしかチャンスはなかったと思うんですけど、その選択がパッと思いついて良かった」と、少しホッとした表情でゴールを振り返った。

 興梠にとってこの日は、前日に32歳の誕生日を迎えての一戦だった。年齢を重ねることを「サッカー選手としては寿命が短くなる感じなので嬉しくない」と苦笑したものの、「若い頃はドリブルばっかりしていたけど、今はFWとしてペナルティーエリアの中で仕事をすることに集中できている。自分にとって特別な日に取れて良かった」と話す。

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