浦和、首位・広島に続き3位川崎を2-0撃破! エースFW興梠が3戦連続弾と活躍
前半7分に興梠が今季リーグ10得点目、後半終盤にPK獲得でファブリシオがゴール
1日にJ1リーグ第19節が行われ、浦和レッズがエースFW興梠慎三の3試合連続ゴールなどで川崎フロンターレを2-0と撃破。前節の首位・サンフレッチェ広島に続き、3位の川崎と、上位から連続で勝ち点3を奪った。
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浦和のエースは前半7分にいきなり得点感覚を見せつけた。DF岩波拓也のフィードに抜け出したMF武藤雄樹が右サイドからゴール前にラストパスを送ると、興梠は飛び出してくるGKチョン・ソンリョンを嘲笑うかのように目の前でボールを浮かせてゴールへ。このゴールが今季リーグ戦10点目となった興梠は、7年連続のリーグ戦二桁得点を達成した。
その後は川崎がボール保持する時間を長くしたが、浦和は守護神もファインプレーを見せた。同27分、MF大島僚太のフィードに抜け出したFW小林悠がGK西川周作と1対1になったが、最後まで飛び込まなかった西川は小林のシュートを弾き出してセーブ。浦和は1点リードを維持したままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると1点を追う川崎がボールを持って攻め込み、浦和はカウンターを狙うという姿勢が鮮明になった。そうしたなかで同21分、浦和はMF橋岡大樹が西川にバックパスを送るが、それが小林の足下に飛ぶというまさかのミス。再び小林と西川が1対1の勝負になったが、ここでもポジションを取って動かなかった西川が小林のシュートを足で弾き出してゴールを守った。
浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督はMF阿部勇樹とMF森脇良太といった守備的な選手を投入し、逃げ切りを図る。川崎は同40分にDF奈良竜樹のクロスに小林がダイビングヘッドで飛び込んだが、このゴール前のチャンスもシュートが枠外に飛んだ。
すると浦和は同アディショナルタイム、途中出場のFW李忠成が中盤から一気にドリブル突破。川崎は3回に渡ってファウルで止めようとするも2回はそのまま突破し、3回目で倒されてPKを獲得。これをFWファブリシオがゴール左に蹴り込み、2-0の勝利を収めた。浦和は広島に続いて川崎を破り、シーズン後半戦の反撃をスタートさせた。
(FOOTBALL ZONE編集部)