ニューカッスル移籍合意の武藤、初年度“10ゴール宣言”に英メディア反応 「物足りない」
ベニテス監督に請われて移籍を決断 エース級の働きが求められる
日本代表FW武藤嘉紀はプレミアリーグの古豪ニューカッスルとクラブ、個人間ともに移籍で合意し、労働許可証が発行され次第、正式発表される予定だ。英メディア「HITC」は、武藤の目標ゴール数を紹介したうえで、クラブのエースとしては物足りない設定だと指摘している。
かねてからプレミア参戦を熱望していた武藤は、ラファエル・ベニテス監督に請われる形でオファーを受け、移籍金950万ポンド(約14億円)でニューカッスル加入が合意に達している。
「競争的な環境に身を置けば、選手として成長できると信じています。僕の目標は10ゴールです。この数字は海外でまだ達成したことがないので」
記事では、夢の舞台で新たなスタートを切る武藤のコメントを紹介。プレミアリーグ挑戦初年度に10ゴールを“ノルマ”を設定しているが、同メディアはこの数字に対して物足りなさを感じているようだ。
「日本のスターがプレミアで戦うことが決まれば、名高い黒と白のストライプのユニフォームで多大な期待が受けることになる。そのため、10ゴールという目標は、むしろ物足りないものだろう。ベニテスの救世主として求められるものを考慮すれば、だ」
ベニテス監督の期待値も考えれば、1年目からエース級の働きが求められることになる。チームの命運を託す存在ゆえ、10ゴールは物足りない数字に映ったかもしれないが、いずれにしても武藤に大きな期待が寄せられていることには変わりなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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