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リオ五輪で生まれた“無言の給水サポート”に反響再び 「永遠に最高傑作」「最高の友情」
ペットボトルの底を口に向ける豪代表デ・ヴァンナをケロンド=ナイトが静かにサポート
国や文化を超えた友情が世界平和を促進することを願い、7月30日は「国際友情デー」として設定されている。世界で様々なイベントが行われたなか、スポーツの祭典であるオリンピックの公式ツイッターがリオデジャネイロ五輪の女子サッカー準々決勝で起こった微笑ましい光景を公開している。
「友情の最終形」と五輪公式ツイッターが公開したのは、2016年リオデジャネイロ五輪の女子サッカー準々決勝、ブラジル対オーストラリア戦のあるワンシーンを収めた動画だった。
プレーが切れたところで、オーストラリアの主将FWリサ・デ・ヴァンナは、同僚のエリーズ・ケロンド=ナイトから給水ボトルを受け取り、口元に移動させた。しかし、戦術確認に追われたのか、一直線にケロンド=ナイトを見つめるデ・ヴァンナは手元に視線を落とさなかったため、ペットボトルの底を自身に傾け、口を開けて給水を試みた。
すると、ケロンド=ナイトはすかさず無言でペットボトルをつかんで回転させ、蓋の方をデ・ヴァンナの方へ向けた。その後は、給水のシーンを見ることなく、敢えて逆側に視線を送る“心遣い”も披露。当時は、「オーストラリアの五輪選手がキャプテンに水の飲み方を教えてあげた」と海外メディアで報じられるなど話題となった。
動画がアップされた投稿のコメント欄には、「これは永遠に最高傑作」「最高の友情」といったメッセージが寄せられ、反響を呼んでいた。
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