豪州移籍報道の本田、メキシコメディアも動向注目 「パチューカは努力をしたが…」
パチューカは慰留するも、契約延長には至らず 豪メルボルン・ビクトリーと契約か
ロシア・ワールドカップ(W杯)に日本代表として出場したFW本田圭佑は自身のSNSで現役続行を表明するとともに、オーストラリアリーグ(Aリーグ)に所属するメルボルン・ビクトリーへの入団の可能性が高まっていることが現地メディアで取り沙汰されている。その一方で、昨夏に加入して1年間プレーしたメキシコリーグ(リーガMX)のパチューカも全力で慰留したようだが、願いは叶わなかったようだ。スペイン紙「マルカ」メキシコ版が伝えている。
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同紙は「ケイスケ・ホンダは新たな所属チームとの契約が近づいてきている。オーストラリアのメルボルン・ビクトリーとの交渉が進んでいる。パチューカから退団し、彼のキャリアを続ける模様だ」と言及。メキシコの地を去り、年俸290万ドル(約3億1000万円)とAリーグでは異例の好待遇を受けるだろうとの情報も伝えている。
今回の交渉において、パチューカ側もただ手をこまねいていたわけではなさそうだ。記事では本田のキャリアを紹介するとともに、こうも記されている。
「32歳となったホンダは、日本をはじめとしてオランダ、イタリア、メキシコで経験を積み、次が自身5カ国目(実際はロシアを含めて6カ国目)となる。またパチューカでは素晴らしい記憶を残した。しかし、トゥソス(パチューカの愛称)は努力をしたにもかかわらず、クラブは彼を説得することはできずに1シーズンを過ごして去ることになった」
パチューカ側としては昨季序盤戦で負傷したものの、リーグ戦で2桁得点を挙げるなど活躍した本田を戦力として考えていたことが分かる。メキシコでのプレーは1シーズンのみで終わる可能性が高まっているが、惜しまれぶりを見ると残したインパクトは大きかったと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)