中国電撃復帰のパウリーニョ、“バルセロナ風連係弾”に海外称賛 「満足感を残した」
中国代表FWガオ・リンとの連続ワンツーからミドルシュートで復帰後初ゴール
バルセロナから中国の広州恒大に電撃復帰したブラジル代表MFパウリーニョが、29日のリーグ戦で凱旋後初ゴールをマーク。鮮やかな連係からのミドル弾に、海外メディアは「バルセロナのようなプレー」と形容して称えている。
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2015年に広州恒大に加入したパウリーニョは2年間で63試合16得点を記録し、17年に欧州屈指のビッグクラブであるバルセロナに4000万ユーロ(約52億円)で移籍した。初のスペインリーグ挑戦となった昨季は34試合9得点の結果を残し、ブラジル代表の一員としてロシア・ワールドカップにも出場。そんななか、7月8日に買い取り義務付きの1年間のレンタルで広州恒大に帰還することになった。
復帰後2戦目となった29日の重慶当代戦(5-0)、2-0で迎えた後半19分に見せ場が訪れる。ペナルティーアーク手前にポジションを取っていたパウリーニョは、中国代表FWガオ・リンから縦パスを受けてダイレクトでリターン。さらにガオ・リンからのワンツーを受けると、ゴール前にできたわずかなスペースを使って右足を一閃。鮮やかな低空ミドルをゴール右隅に突き刺し、復帰後初ゴールをマークした。
ペルーメディア「Depor.com」は「パウリーニョが中国スーパーリーグに戻って素晴らしいゴールで得点」と取り上げ、「バルセロナのようなプレーで満足感を残した」とガオ・リンとの絶妙な連係を称えた。また、スペイン紙「スポルト」も「パウリーニョが“再デビュー”」と報じている。
スペインサッカーに根付く「ティキタカ」とまではいかないまでも、バルセロナで1年間戦い抜いたパウリーニョの凱旋で広州恒大にもパスサッカーのエッセンスが投影され始めているのかもしれない。