大量リストラを迫られる本田所属のミラン 最低でも6人を放出へ

リーグ規定の25人を大量にオーバー

 

 セリエAが今季の登録選手数25人と発表し、日本代表FW本田圭佑の所属するACミランが大量リストラを迫られていることがわかった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
「たくさんいる。あまりに多すぎる」ミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOはミランの在籍選手の多さをこう嘆いているという。現在のトップチームのメンバーは31人。そして、現在ローマDFロマニョーリ、パリ・サンジェルマンFWイブラヒモビッチの獲得に動いている。
 記事では「シニシャ・ミハイロビッチ新監督は、今のメンバーを思うと恐怖に震えるだろう」と報じている。練習では3チームを指導し、メンバー固定が難しい状況となっている。
「カップ戦もないから、もっと軽くならなければならない。誰かは荷物をまとめて出て行かなければならない。残る者は、監督の考えを変えさせる課題がある」と記事では欧州のカップ戦の出場権のないミランだけに、25人よりも削減する必然性にも触れている。
 イタリア代表MFチェルチ、FWニアング、ノチェリーノ、スソにはオファー次第でレンタル移籍で放出する可能性を挙げている。現時点で少なくとも6人を切らなければいけないミラン。リストラに突き進むことになるが、イブラヒモビッチらさらなる新戦力がやってきた場合、本田の居場所が危うさを増す可能性は高いといえそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング