「大袈裟に演じることもある」 ネイマール、過剰な“ファウルアピール”の真相告白
ロシアW杯でピッチを転げ回る印象が定着したが…CMで主張「苦しんでいるのは事実」
ブラジル代表FWネイマールはロシア・ワールドカップ(W杯)の主役になることが期待されたが、ベスト8で敗退。過剰なファウルアピールが脚光を浴び、ピッチを転げ回って痛がるリアクションは「ネイマールチャレンジ」と名付けられて世界で大流行した。AP通信によれば、CMに出演したネイマールは、「大袈裟に演じている時もある」と自身の過剰なアピールを認めたという。
現地時間29日にブラジル国内で放送された剃刀製品ブランド「Gillette(ジレット)」の新CMでは、「あなたは僕が大袈裟に演じていると思うかもしれない。たしかにそういう時もある。でも、ピッチで僕が苦しんでいるのは事実だ」とネイマールが語り始める。
ロシアW杯敗退後、自身のインスタグラム以外で準々決勝ベルギー戦の敗北(1-2)について語ることはなく、母国ではネイマールに対する批判がさらに加速していった。同CM内ではなぜ試合直後に何も言わなかったのか、その理由も説明している。
「インタビューに応えることなく(ロシアを)去ったのは、勝利だけを求めているからじゃない。いまだに、あなたたちを失望させる方法が分からないんだ。無礼に見えるのは、僕が甘やかされているからじゃない。どうやって苛立ちをコントロールすればいいのか分からないんだよ」
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