CL制覇へ、名将ファーガソンから学べ! 元ユナイテッドDF、シティのペップ監督に助言
かつてファーガソン氏の元でプレーしたベルグ氏、グアルディオラ監督にアドバイス
元マンチェスター・ユナイテッドDFで、現在はハンガリーのヴィデオトンFCの監督として指揮を執るヘニング・ベルグ氏が英紙「デイリー・ミラー」の取材に応じ、現在のプレミアリーグではジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティがベストチームだとコメント。そのうえで、シティがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すには、元ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏から学ぶべきだと主張している。
2016年にシティに就任したグアルディオラ監督は昨季、2位ユナイテッドに勝ち点19の大差をつけてプレミアリーグ優勝を飾り、カップ戦も制覇。ところが、CLでは準々決勝でリバプールに2戦合計1-5で敗れ、敗退を喫した。
ファーガソン氏はユナイテッドを指揮した26年間でトータル38個のトロフィーを獲得した名将。ユナイテッド時代に名伯楽の下でプレーしたベルグ氏は、「きっと、彼(グアルディオラ監督)が向上できるであろう部分がひとつある。常にメンバーをフレッシュに保つことだ。それがファーガソンの強みのひとつだった」とアドバイスを送っている。また、自分の現役時代を振り返り、かつての指揮官を称えた。
「ユナイテッドは昔からスロースターターなんだ。でもファーガソンは非常にクレバーな監督だった。9月、10月、クリスマス前にあまり調子が良くなくても、シーズンの佳境に近づくにつれて、ファーガソンのチームはトップフォームで準備ができていた。彼はいつ選手たちに休みを与えるべきかを分かっていたし、選手のローテーションを始めた監督の一人でもある」
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