世界称賛の神戸イニエスタ、“加入効果”を米メディア分析「ビルドアップは面白くなる」
完璧なアジャストにはもう少し時間がかかる見込みもその効果は絶大
J1ヴィッセル神戸に加入した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、22日のJリーグデビュー以降、日本中の視線を釘付けにしている。一方で、海外メディアはイニエスタが本領を発揮するにはまだ時間のかかると見ているようだ。
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自身4度目のワールドカップ(W杯)出場となったロシア大会をベスト16で終えたイニエスタ。束の間の休息を経て18日に神戸に合流すると、22日のリーグ第17節湘南ベルマーレ戦(0-3)に途中出場でJデビューし、続く28日の第18節柏レイソル戦(1-0)では初となるスタメン出場も果たした。
イニエスタのプレーに熱視線が送られるなか、米メディア「The18」 は34歳のベテランがコンディション調整に時間を要していることを指摘した。
「イニエスタはズラタン・イブラヒモビッチほどのデビューは果たせなかった。34歳の策略家はまだ存在感を発揮しきれず、スタッツでも突出したものは出てきていない。W杯を終えた休暇後、バルセロナの英雄は少しばかり錆びついているように見える。全てのパスがチームメイトにとってほんの少し長すぎていた。新たなプレーレベルを披露するためには、適応することが必要になりそうだ」
記事では、米MLS(メジャーリーグサッカー)でリーグ戦17試合15得点とデビューからゴールを量産するLAギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを引き合いに出し、イニエスタにはまだまだ“伸びしろ”があることを主張している。
一方で、同メディアは柏戦で見せた華麗なのボールコントロールについて触れ、「神戸のビルドアップはこれからとても面白くなってくる」と予測。イニエスタのフィットが進んでいけば、チーム力でも注目を集められると太鼓判を押していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)