FC東京レフティー太田宏介が“教材”とする左SB 「見ていて面白い」と感じる3人とは?
見入ってしまう代表格がブラジル代表DFマルセロ「遊び心あるプレーを簡単に見せる」
FC東京のDF太田宏介は、プロキャリアをスタートさせた横浜FC時代に左サイドバック(SB)として才能を開花させた。2014年以降はオランダリーグに挑戦した16年を除き、3年連続でシーズン二桁アシストを記録。今やJリーグを代表するSBとして君臨し、「僕はもう左SBで生きていくしかない」と矜持を覗かせる。そんな熟練レフティーが参考にしている選手とは誰なのか。常日頃から目を通す海外サッカーに“教材”がいるという。
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「やっぱり攻撃的なSBは見ていて面白いですよね」
そう切り出し、最初に挙げたのはレアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロだ。変幻自在のボールコントロールと弾丸のような強烈な一撃を生み出す左足は、脅威の攻撃性能を秘める。SBという枠に収まりきらないほどの創造性には太田も思わず舌を巻く。
「マルセロはもうSBではないというくらいの大胆なポジション取りと得点に直結するプレーが好きで、動画もよく見ます。例えば、今年のチャンピオンズリーグ決勝にしても、緊張感のあるゲームで遊び心とエンターテインメント性を感じさせるパフォーマンスをいとも簡単にやってのける。つい見入ってしまうほど魅力満載の選手です」