今オフ250億円超投資のリバプール、監督がDFの“追加補強”を否定 「この夏はノーだ」
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GK史上最高額でアリソンを獲得するなど、人気銘柄を次々と獲得
プレミアリーグのなかで今オフ、最も積極的に補強を進めているのが昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のファイナリストとなったリバプールだ。すでに移籍金総額250億円以上を投じているなかで、ユルゲン・クロップ監督はさらなる守備陣の補強については必要性を感じないと主張している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
新シーズンへの本気度を感じさせる大型補強だ。リバプールは昨夏の時点ですでに加入が内定していたギニア代表MFナビ・ケイタ(←RBライプツィヒ)を筆頭に、ブラジル代表の万能MFファビーニョ(←ASモナコ)、スイス代表MFジェルダン・シャキリ(←ストーク・シティ)、GK史上最高額でブラジル代表GKアリソン(←ASローマ)と次々に人気銘柄を獲得している。
今夏の補強額はすでに1億7690万ポンド(約257億円)に到達。これはプレミアリーグのなかでも群を抜いた数字で、次に多いウェストハムでも約8000万ポンド(約116億円)と、ライバルたちの2倍以上の巨額投資を行っている。
昨季は開幕前にエジプト代表FWモハメド・サラーをローマから引き抜き、今年1月にもクラブレコードを更新する7500万ポンド(約110億円)でオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクをサウサンプトンから獲得してチームは確実に戦力をアップさせている。CL準優勝を果たしたことからも今季に懸かる期待はより一層大きくなっている。
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