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長友は「最大の補強」 連覇を狙うガラタサライ、完全移籍のダイナモを現地紙が高評価
“静かなオフ”を過ごすなか、インテルから完全移籍に切り替わった長友が最大の補強に
日本代表DF長友佑都は今オフ、インテルから期限付き移籍していたガラタサライへの完全移籍が決まり、トルコでの2シーズン目を迎える。現地時間8月10日に行われるアンカラギュジュとの開幕戦に向けて調整を続けているが、トルコメディアは今季の編成について「最大の補強はナガトモ」と報じている。
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長友は今年1月の移籍市場でセリエAの名門インテルからガラタサライへと期限付き移籍。デビューから15試合連続スタメンを果たすなど、チームの3年ぶり21回目の優勝に大きく貢献した。当初の契約には買い取り義務がなく、シーズン終了後に保有権は自動的にインテルに戻ったが、完全移籍での獲得を望むガラタサライとインテルの間でクラブ間交渉が行われ、6月30日に完全移籍への切り替えが決定した。
今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するが、今オフは目立った補強はなく、フランス人DFリオネル・キャロルがセビージャからレンタル復帰、21歳のナイジェリア代表FWヘンリー・オニェクルをエバートンから期限付き、28歳のトルコ人FWムーダト・チェリクをアキサル・ベレディエスポルから完全移籍で獲得したのみとなっている。
トルコ紙「Fanatik」は、「ガラタサライの最大の“補強”はナガトモ」と特集。「ナガトモはガラタサライの最大のモチベーションだ。移籍市場で静かでもチームは戦力を維持している」と報じている。具体的には、長友が主戦場とする左SBのほか、右SB、ウイングバックなど中盤にも対応できることに触れながら、「ロッカールームでもチームにエネルギーを与える」とプレー面、そしてムードメーカーとしての役割を高く評価している。
長友にとってCL出場はインテル時代の2011-12シーズン以来。欧州最高峰の舞台でどのようなプレーを見せるのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)