39歳ピサーロ、5度目のブレーメン加入決定 昨季に続いて日本代表FW大迫と同僚に
ペルーのレジェンドがブレーメン入り 異色となる同一クラブ5度目の加入
元ペルー代表のベテランFWクラウディオ・ピサーロが29日、キャリアで5回目となるブレーメン加入が正式決定した。
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ピサーロは今年10月に40歳になるベテランだが、欧州上陸を果たしたのが約20年前となる1999年のブレーメン加入だった。そこで2シーズン活躍すると、ドイツ王者バイエルンに引き抜かれて5シーズンにわたってプレー。その間にトヨタカップ(当時。現FIFAクラブワールドカップ)を制してクラブ世界一に輝いた。
その後、プレミアリーグのチェルシーに移籍したが、2シーズン目になる2008-09シーズンは古巣ブレーメンにレンタル移籍。これがキャリア2回目のブレーメン加入だった。そして09年夏にブレーメンへ完全移籍となり、3回目の加入では3シーズンの間プレーした。
その後12年夏には再びバイエルンへ移籍して3シーズン所属し、その間にはUEFAチャンピオンズリーグも制した。すると15年夏に4回目のブレーメン加入となり、2シーズンプレーして昨季はケルンへ移籍。そして今夏、5回目のブレーメン加入が発表されるという異色のキャリアを刻んだ。
ピサーロは加入に際して、公式サイトで「このクラブで僕のキャリアを終えるチャンスを得ることができて、非常に嬉しい」とコメントしている。そして、今回の移籍で日本代表FW大迫勇也とは昨季のケルンに続き2シーズン連続でチームメイトになった。
一つのクラブが5回にわたって一人の選手の加入リリースを出すのは極めて異例だと言えるだろう。そのキャリアも最終盤にかかっているペルーのレジェンドは、有終の美を飾ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)