リバプール新加入シャキリ、合流4日でオーバーヘッド弾! 指揮官脱帽「普通じゃない」
クロップ監督がマンU戦のパフォーマンスを称賛 「予想以上の出来だった」
今夏リバプールに移籍したスイス代表MFジェルダン・シャキリは、現地時間28日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のマンチェスター・ユナイテッド戦(4-1)で鮮烈な新天地デビューを飾った。オーバーヘッドキックで1ゴールを奪った活躍に、ユルゲン・クロップ監督が「普通じゃない」と語ったと、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
バーゼルでプロキャリアをスタートさせたシャキリは、バイエルン・ミュンヘンやインテルとビッグクラブを渡り歩き、2015-16シーズンからストークでプレー。ロシア・ワールドカップ(W杯)でもスイス代表の中核を担い、グループリーグ第2戦のセルビア戦(2-1)では決勝ゴールを奪うなど、インパクトを残していた。
そして今夏、1300万ポンド(約19億円)でリバプール移籍を果たし、ユナイテッド戦で新天地デビュー。25日にチームに合流したばかりだったが、後半開始と同時にピッチに立った同選手は、終了間際に鮮やかなオーバーヘッドキックでゴールネットを揺らし、4-1での大勝に貢献した。
クロップ監督は「たしか、W杯が終わって1週間経った頃だったと思う。シャク(シャキリ)は契約が決まった時、リバプールに残って、すぐに我々とトレーニングをしたいと言っていたんだ。だからノーと言った。帰るように告げたんだ」とのやりとりがあったことを明かし、「クラブに来てからまだ4日で、これほどプレースタイルに適応するなんて普通じゃない。予想以上の出来だった」と手放しで称賛した。
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