ニューカッスル移籍目前の武藤 FC東京元監督が太鼓判「賢くインテリジェンスな男」

ニューカッスル移籍目前の武藤(左)、FC東京元監督ポポヴィッチ氏(右)が太鼓判【写真:Getty Images】
ニューカッスル移籍目前の武藤(左)、FC東京元監督ポポヴィッチ氏(右)が太鼓判【写真:Getty Images】

英地元紙がポポヴィッチ氏のコメントを紹介 「他選手とは異なる存在だ」

 マインツの日本代表FW武藤嘉紀はプレミアリーグの名門ニューカッスルとの合意が報じられ、加入が目前に迫っている段階にある。英地元紙「Chronicle Live」は、武藤がどのような選手なのかを特集しており、そのなかで元FC東京監督のランコ・ポポヴィッチ氏のコメントを紹介している。

 FC東京の下部組織で育った武藤は、2010年に2種登録選手としてトップチームに登録されるも、翌年に慶應大学へ進学。在学中も12年から特別指定選手となっており、14年にFC東京とプロ契約を結んだ。1年目で13ゴールを決め、Jリーグ新人最多得点タイ記録をマークすると、ルーキーでは史上3人目となるJリーグベストイレブンを受賞。そして15年夏、マインツ移籍を果たした。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選出され、順調なキャリアを歩んでいる武藤。記事では11年から2年間、FC東京を率いたランコ・ポポヴィッチ監督のコメントを紹介している。

「彼のポテンシャルはアメージングなものだ。武藤のようなインテリジェンスな選手は長い間見たことがない。彼は違いを作れる男で、代えの利くタイプの選手ではない。武藤は高潔であり、他選手とは異なる存在だ。彼の素晴らしい家族からの素晴らしい教育があり、大学に進学し、とても賢くインテリジェンスな男だ。

 また、プレー面では彼はとても速い。スピードがあり、力強い。そして、とても自信に満ちている。私の練習に参加した時も、武藤は多くのチャンスを作り出していた。驚きだよ。毎試合で10から12の決定機を作っていたんだから」

 ポポヴィッチ氏は13年限りでFC東京の監督を退任していたが、同年には武藤が特別指定選手として練習や試合に出ていたため、その才能の輝きが今でも強く印象に残っている様子だった。初のプレミア上陸となるが、日本時代を知るポポヴィッチ氏は活躍に太鼓判を押している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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