「トーレスで独特のビジネスを展開」 母国スペイン紙が鳥栖のグッズ戦略に熱視線
“トーレスフィーバー”で勢いに乗る鳥栖、ピッチ外の取り組みにも注目集まる
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、22日に行われたJ1リーグ第17節のベガルタ仙台戦(0-1)に途中出場しJリーグデビューを果たした。日本でも絶大な人気を誇る“神の子”の新たな船出に、海外メディアも熱視線を送るなか、母国のスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、鳥栖が展開している“トーレスビジネス”に注目している。
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トーレスはこれまでリバプールやチェルシーなど、日本でもファンの多いビッグクラブで活躍してきたこともあり、Jリーグ参戦は鳥栖サポーター以外にも大きな歓喜をもたらした。
入団発表の際には、加入決定の誤配信の一件を引き合いに出し、クラブが用意した「誤報じゃないよ!ほんトーレス」のマフラーも大きな話題を呼んでいた。
そうしたなか「ムンド・デポルティーボ」紙は、「サガン鳥栖はすでにトーレスの“Mii”で独特のビジネスを展開している」との見出しを打って特集。Miiとは、任天堂の人気ゲーム機「Wii」などで作成する人間型キャラクターの愛称であり、同紙は鳥栖が公開したトーレスグッズに描かれたイラストは、これにインスピレーションを得たものではないかと指摘。愛くるしいキャラクターに仕上げることで、子どもたちの心をつかむ戦略に打って出ていると説明した。
トーレスのJリーグ参戦は、ピッチ内外で様々な刺激をもたらしているが、鳥栖の巧みで奇抜な戦略が、“神の子フィーバー”にさらなる勢いを与えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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