クロアチアFW獲得交渉が決裂 ドルトムントCEO「ユーベは売る気が全くなかった」
マンジュキッチ獲得を狙うもユベントス側が取り合わず
日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントのハンス・ヨアヒム=ヴァツケCEOが、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの獲得交渉が完全に決裂したことを明言した。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が報じている。
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マンジュキッチはイタリア王者ユベントスでプレーしているが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の指揮下ではFWゴンサロ・イグアインとFWパウロ・ディバラのアルゼンチン代表コンビとの関係もあって左のサイドハーフに入ることも多く、本職のセンターフォワードでプレーできない試合も多かった。
ヴァツケCEOは「彼はトッププレーヤーであり、野心に溢れ、偉大なチャンピオンでもある。だからこそ数年前から獲得をしたいと思っていた」と話した。しかし、「今となっては完全に非現実的な移籍となった。なぜならユベントスは交渉に取り合わず、彼を売る気が全くなかったからだ」と、獲得交渉は完全に決裂したと明言した。
マンジュキッチは先日まで開催されたロシア・ワールドカップ(W杯)では、準優勝に輝いたクロアチアのストライカーとしてプレー。準決勝のイングランド戦では延長戦で決勝ゴールも決めていた。
フィジカルの強さと守備をサボらない献身性のあるマンジュキッチをチームに加えたかったドルトムントだが、想像以上にユベントスのクラブ内におけるクロアチア人FWの評価は高かった模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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