日本代表FW武藤、ニューカッスルと移籍合意 英紙も太鼓判「W杯戦士の到着はポジティブ」
ウェストハムも獲得に関心を示すなか、念願のプレミア挑戦が現実味を帯びる
マインツの日本代表FW武藤嘉紀がプレミアリーグの古豪ニューカッスルと移籍の合意に至ったと、英放送局「BBC」や英紙「Chroniclelive」などが一斉に報じている。
武藤は2015年にFC東京からマインツに加入。昨季はリーグ戦27試合8ゴールの結果を残し、ロシア・ワールドカップ(W杯)ではグループリーグ最終戦ポーランド戦で先発出場を果たした。
ニューカッスルとウェストハムが獲得に名乗りを上げていると報じられるなか、最終的にはニューカッスルが争奪戦を制したようだ。「BBC」によれば、移籍金950万ポンド(約13億8000万円)で合意に至ったという。
昨季プレミアに復帰したニューカッスルは、シーズンを10位でフィニッシュ。リバプールやチェルシー、レアル・マドリードなどビッグクラブを率いてきたラファエル・ベニテス監督が、武藤の獲得をクラブにリクエストしたと伝えられていた。
武藤がクラブ間合意に達したことを受け、「Chroniclelive」紙は「2015年からリーグ通算66試合出場で20ゴールを記録しているW杯戦士の到着は、ベニテス監督にとってポジティブな移籍となるだろう」と、ニューカッスルの補強に太鼓判を押している。
武藤にとって、長年夢見てきたプレミア挑戦がいよいよ実現しそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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