日本代表、森保一新監督が就任! 「オールジャパンのチーム作りを継承し進化させたい」

日本代表の森保新監督【写真:Getty Images】
日本代表の森保新監督【写真:Getty Images】

世代交代が急務のなか、トルシエ氏以来の「A代表&五輪代表」の兼任監督が誕生

 日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表新監督として2020年東京五輪を目指すU-21日本代表を率いる森保一監督の就任を発表した。A代表と五輪代表の兼任監督は、2000年シドニー五輪と2002年日韓ワールドカップ(W杯)で指揮を執ったフィリップ・トルシエ氏以来となる。

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 ロシアW杯で2大会ぶりのベスト16進出を果たした日本代表は、日本人監督の下で新たなスタートを切ることになった。26日に都内で行われた記者会見で、JFAの田嶋幸三会長が「オールジャパンでやるには非常にふさわしい経歴の持ち主」と紹介した森保監督は、2012年にサンフレッチェ広島の指揮官に就任すると、12年、13年とJ1リーグを連覇。15年にもリーグを制し、タイトル未経験のチームを三度頂点に導いている。

 17年に退任後、東京五輪を目指す年代別代表チームの指揮官に就任。今年4月にはバヒド・ハリルホジッチ元監督が電撃解任されたA代表のコーチとなり、ロシアW杯では西野朗前監督を陰で支えた。

 田嶋会長が「世代交代、待ったなし」とするなかで指名された森保新監督は、「二つの代表をやっていくためには、本当に覚悟が必要だと思う。日本代表が多くの方に支えられて活動できることを感謝しながら、覚悟と感謝の二つの気持ちを持って職責を全うしたい」と所信表明。そしてロシアW杯での西野監督のチーム作りを振り返り、「日本人らしく、日本人の良さを出して戦い、世界と向き合っていきたい」「オールジャパンで戦うチーム作りを、私も継承して進化させていきたい」と語った。

 新生“森保ジャパン”は9月7日のチリ戦で初陣を戦い、同11日にコスタリカ戦、10月12日にパナマ戦、年内にさらに3試合を戦う。メンバーの骨格を固めながら、来年1月のUAEアジアカップでの2大会ぶり5度目の優勝を狙うことになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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