フランス代表DFの“縦切りボレー弾”が全169得点の頂点! ロシアW杯ベストゴール選出
パバールがアルゼンチン戦で決めた衝撃の同点弾に栄誉
FIFAは25日、ロシア・ワールドカップ(W杯)のベストゴールを発表。全64試合169ゴールの中で頂点に君臨した、フランス代表DFベンジャマン・パバールのダイレクトボレー弾だった。
300万人以上のファン投票でベストゴールを選出。1位に輝いたパバールのゴールは、決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦(4-3)で生まれた。1-2で迎えた後半12分、DFリュカ・エルナンデスが左サイドを突破しクロスを供給するも、ゴール前を通過し流れてしまう。しかし、パバールがここから強烈なゴールを叩き込むことになる。
ペナルティーエリア手前まで駆け上がったパバールは、左サイドから流れてきたクロスに対し、ボールを押し出すように蹴るのではなく、縦に切るようにシュート。強烈な縦回転がかかったライジングシュートは、狙い澄ました矢のようにゴール左隅へと突き刺さった。フランスに貴重な同点弾をもたらしたこの一撃が、今大会のベストゴールに選ばれることになった。
2位には、コロンビア代表MFフアン・キンテーロがグループリーグ初戦の日本戦で決めた、壁の下を抜ける技ありFK弾がランクイン。3位に入ったのはグループリーグ第2戦のアルゼンチン戦で決めた、クロアチア代表MFルカ・モドリッチのミドル弾だった。
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