日本代表FW武藤嘉紀、13億円でニューカッスル移籍へ 夢のプレミア参戦が目前
マインツで昨季8ゴール、ベニテス監督がラブコール
マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、プレミアリーグの古豪ニューカッスルへの移籍が決定的となっていることを、英紙「ザ・サン」や英紙「デイリー・メール」が報じている。
武藤は2015年にFC東京からマインツに加入。昨季は公式戦27試合で8ゴールと、欧州での自身シーズン最多得点を記録するなど結果を残した。ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選出され、グループリーグ最終戦のポーランド戦で先発出場を果たした。
今夏の移籍市場ではニューカッスルとウェストハムが獲得に乗り出していたと報じられていたが、最終的にはニューカッスルが争奪戦を制した形になったようだ。移籍金は900万ポンド(約13億円)で契約締結に向かっているようだ。
ニューカッスルは昨季昇格組ながら、10位でシーズンを終えた。リバプールやチェルシー、レアル・マドリードなど数多くのビッグクラブを率いたキャリアを持つラファエル・ベニテス監督が、2部降格の古豪を復活させ、その指揮官が自ら武藤の獲得をクラブにオーダーしたと伝えられていた。
昨季フルハムに期限付き移籍していたセルビア代表FWアレクサンドル・ミトロビッチが完全移籍する見通しとなっているが、その契約が締結次第、そこで得た資金をそのまま武藤獲得に充てることになりそうだ。
かねてからプレミアリーグ参戦を熱望していた武藤だが、その夢の実現まであと一歩のところまで迫っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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