アルゼンチン協会会長、メッシの代表続行に自信 「来年またお目にかかれるだろう」

アルゼンチン代表FWメッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表FWメッシ【写真:Getty Images】

ロシアW杯で無念の16強敗退も「彼はプレーを続けてくれると思う」

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)は、自身4度目となるロシア・ワールドカップ(W杯)でも世界一に輝けずに終わった。31歳となった今、その去就が注目されるが、アルゼンチンサッカー協会(AFA)会長が地元ラジオ局の番組に出演。代表引退はしないはずと発言したという。スペイン紙「スポルト」が報じている。

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 メッシはロシアW杯グループリーグ最終戦ナイジェリア戦(2-1)で利き足ではない右足で先制ゴールをゲット。勝利以外は敗退となる苦境を見事救ってみせた。しかし、決勝トーナメント1回戦フランス戦では3-4のスコア以上のチーム力の差を見せられ、ロシアの地を去った。

 フランス代表の19歳FWキリアン・ムバッペら新世代が台頭する一方、メッシはキャリアの後半に差し掛かりつつある。バルサに比べて心許ないサポートも影響し、国際大会での優勝を果たせていないが、それでもAFAのクラウディオ・タピア会長はまだメッシが必要だと考えているようだ。アルゼンチンのラジオ番組「Super Mitre Deportivo」に出演し、このように話している。

「彼は今バカンス中で、家族との時を過ごしている。我々は良い相互関係を持っていると思うし、私は彼が(アルゼンチン代表での)プレーを続けてくれると思う。今回の敗退は彼にとってとてつもない困難だったに違いない。しかし、彼はいまだアルゼンチンに必要だ」

 同会長は「我々は彼に責任を負わせてしまっているが、世界最高の選手である彼を信頼しているし、代表に何を望んでいるか知っている。リーガ・エスパニョーラでの戦いを再開し、来年またお目にかかれるだろう」と代表引退を選択しないはずとした。

 メッシへの絶大な信頼を明言したが、果たして天才プレーヤーを生かしうるだけの体制を今度こそ構築できるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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