ファン・ハール監督、“強権発動”でバルデス追放へ 「私の哲学に背いた」
指揮官「哲学に従えないのであれば、出て行くしかない」
オランダ人監督は哲学に背いたバルデスに「居場所なし」と通達。「例えば、彼はセカンドチームでのプレーを拒否した。これは我々の哲学の一端だが、マンチェスター・ユナイテッドのGKとしては、プレーするために他にも多くのことがある。哲学に従えないのであれば、出て行くしかない。我々にとっては大きな失望だ。契約を与えた時には我々の哲学に沿うものだと考えていた。トップチームで出れない時にはセカンドチームでプレーしなければいけない。それを彼は拒んだんだ」とも語っていた。
ユナイテッドは積極補強を続け、オランダ代表FWデパイ、ドイツ代表MFシュバインシュタイガー、フランス代表MFシュナイデルランとトップクラスのタレントを獲得。一方で、ファン・ハール監督はオランダ代表監督時代の愛弟子FWロビン・ファン・ペルシーをフェネルバルチェに放出。そして、バルセロナ時代の教え子、バルテスを追放しようとしている。
バルテスに関しては去就問題の浮上しているGKダビド・デ・ヘアが「多くを吸収している」と慕うほどだったが、就任2年目を迎えたオランダ人指揮官は強権を発動している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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