イラク代表、名将エリクソンを新監督として招聘へ 早ければ来週にも就任発表
かつてイングランド代表を率いて02年と06年W杯で指揮、近年は中国クラブで指導
イラク代表が、かつてイングランド代表などを率いたスウェーデン人の名将スベン・ゴラン・エリクソン氏を新監督として招聘しようとしているという。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
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エリクソン氏は1977年に指導者キャリアをスタートさせると、イタリア・セリエAではラツィオを率いてチームを優勝に導いた。その後はイングランド代表の監督として2002年と2006年のワールドカップ(W杯)を指揮。近年は中国クラブで指導していた。
イラクサッカー協会の幹部は、すでにエリクソン氏とトルコのイスタンブールで会合を持ち、早ければ来週にも就任のアナウンスがある状況だという。
イラクは若手世代の活躍が目立ち、2016年リオデジャネイロ五輪では地元ブラジルとグループリーグで同組になりながらも、0-0の引き分けに持ち込んで勝ち点を奪った。決勝トーナメント進出は果たせなかったが、3引き分けの無敗で終えている。
ロシアW杯のアジア最終予選では日本と同組で戦い、ホームでは後半アディショナルタイムにMF山口蛍の決勝ゴールが生まれるまでは引き分けに持ち込まれる寸前だった。今後、アジアの中でも力を伸ばし、警戒すべきチームとなるだろう。
そのイラクを名将エリクソン氏が率いることが秒読み段階となっている。2022年カタールW杯までは32チーム開催が濃厚ななかで、半年後のアジアカップやW杯予選でも日本にとって難敵となりそうな気配だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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