ミラン新GMレオナルドが変革着手 元主将モントリーボら放出でイグアイン級を獲得へ
5選手を放出してイグアインやモラタらの実力者の補強を狙う
ACミランの強化を一任された元ブラジル代表MFレオナルド氏は、変革の一歩として5人の放出を決めたという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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かつて鹿島アントラーズでもプレーしたレオナルド氏がゼネラルマネージャー(GM)に就任したミランは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場権を取り戻したとはいえ、潤沢な資金があるわけでも強烈な戦力がいる状況でもない。そのため、放出候補を整理することで、補強への資金捻出と強化方針の策定を行うという。
レオナルド氏が放出すると決断したのは5選手。一人目はイタリア人MFマヌエル・ロカテッリで、セリエAのサッスオーロから調査を受けているという。また、プレシーズンのアメリカツアーに帯同しない元主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボも確実な対象とされた。さらに、ビジャレアルへの期限付き移籍を終えて保有権が戻るコロンビア代表FWカルロス・バッカも放出の方針だという。
さらに、現役時代の盟友ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とともに、クロアチア代表FWニコラ・カリニッチとポルトガル代表FWアンドレ・シウバも適切な額のオファーがあれば放出を容認することを決断したという。カリニッチはアトレチコ・マドリードからの興味が伝えられている。
記事によれば、これらの動きは前線にスペイン代表FWアルバロ・モラタ(チェルシー)やアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(ユベントス)を補強する準備だという。下部組織から育ったロカテッリらの放出は、レオナルド色の現れたミラン再建への下準備ということになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)