W杯最多得点の元独代表クローゼ、仏代表FWムバッペの記録更新を確信「私を超える」
W杯通算16得点で最多記録を持つクローゼ氏、ロシア大会4得点のムバッペに太鼓判
2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)の決勝で1ゴールを決めるなど、大会4ゴールで20年ぶり2度目のフランスの優勝に貢献した19歳FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/PSG)。W杯で歴代最多得点を保持する元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏は、ムバッペは自身の記録を塗り替えられると述べている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えた。
2002年から14年までの間に通算16得点を挙げて、W杯歴代最多得点保持者となったクローゼ氏は、フランス紙「ル・パリジャン」の取材で「キリアンの歳を考えれば、あと4回はW杯でプレーすることができる。おそらく私と同じか、それ以上のゴール数を叩き出すだろう。これを達成するにはフランスはその間に高いレベルを保つ必要があるが、これもきっと大丈夫だろう」と述べた。
また、クローゼ氏はムバッペが次のバロンドールを受賞する可能性もあると話し、同じく“レ・ブルー”(フランス代表の愛称)でプレーするFWアントワーヌ・グリーズマン、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、そして昨年受賞者のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと競うことになるだろうとの見解を示している。
「論理的には、キリアンが最有力候補の一人となるだろう。だが、フランスでチームメイトのグリーズマン、W杯最優秀選手となったモドリッチ、UEFAチャンピオンズリーグ王者のロナウドとハイレベルな競争をすることになる。今から10月までの間には色んなことが起きるさ」
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