バルサ、ブラジル代表MFウィリアンへ3度目オファー失敗 移籍実現の条件を英紙指摘
77億円から80億円に増額で3度目オファーもチェルシー拒否 英紙「102億円ならば…」
バルセロナはチェルシーのブラジル代表MFウィリアン獲得を目指して3度目となる高額オファーを先週に出していたが、またしても失敗に終わったという。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(→ヴィッセル神戸)が退団し、大きな節目を迎えているバルセロナ。すでにイニエスタの後継者と目されるブラジル代表MFアルトゥール(←グレミオ)を獲得しているが、補強の手を止める様子はない。
バルサは4月の時点でウィリアン獲得に向けて動き始めていた。今オフに移籍金5300万ポンド(約77億円)で2度目のアプローチを仕掛けると、さらに先週には5500万ポンド(約80億円)まで増額して3度目のオファーを送っていたという。
しかし、チェルシーはスペインの名門からの打診を拒否したという。29歳のアタッカーは、かつてチェルシーで指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙っているという人気銘柄だが、そう簡単に手放すことはないようだ。
ただし、移籍の可能性がゼロというわけではなさそうだ。バルサからのウィリアンへのオファーを6500万ポンド(約94億円)と報道している英紙「デイリー・メール」は、「ブルーズ(チェルシー)は7000万ポンド(約102億円)ならばオファーを受け入れるだろう」と指摘。条件次第ではウィリアンのスペイン移籍は実現するかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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