獲得への明言を避けたマスカット監督、「“行間”を読むことができるだろう」と示唆

　ロシア・ワールドカップ（Ｗ杯）を最後に日本代表からの引退を表明したMF本田圭佑について、オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーのケビン・マスカット監督が獲得への興味を持っていることを認めた。AP通信が報じている。

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　マスカット監督は地元ラジオ局の番組に出演し、本田について「交渉ごとについてコメントはできない」としたものの、「皆さんは“行間”を読むことができるだろう」という言葉を残した。

　リーグで認められている高い実力があり高額年俸を受け取るマーキー・プレーヤーについて、「プロモーションではなく、全てはサッカーに基づく」と話している。その一方、本田に関しては、「彼の名前が浮上した時だけでなく、いつも興味を持っていた。彼は今でも素晴らしいサッカー選手であり、我々のリーグに多くのものをもたらせる力がある。誰だって彼に興味を持つだろう」と高く評価した。

　メルボルン・ビクトリーは、10月20日にオーストラリアのＡリーグ開幕戦でメルボルン・シティと対戦する。日本からスタートした本田のキャリアは、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコを経て、オーストラリアへと続くことになるのだろうか。