名将クロップ、手のひら返しで“大型補強派”に転身 「考えが変えたかって? イエス」
「気にしないよ。当時のユナイテッドのようにね」
しかし、今夏はその発言が嘘かのように大型補強を敢行。毎年恒例となったプレシーズントーナメント、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のドルトムント戦前の記者会見でその点を突っ込まれると、クロップ監督は胸中を明かした。
「私が自分の考え方を変えたかって? イエスだ。それが真実さ。何も生み出さないよりは、意見を変えたほうが良くなる時だってある。実際、我々は求めている選手たちを招き入れることができている。世界が我々に対して何を思おうが、気にすることはないよ。当時ユナイテッドが私の発言を一切気にしなかったようにね。世界の常識だって変わってきているんだから」
昨夏、慰留していた絶対的エースのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョをバルセロナに1億4900万ポンド(約218億円)で“強奪”された背景があるだけに、クロップ監督も自身の考えを改めたのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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