名将ペップ、チェルシーに“ジョルジーニョ強奪”されるも平然 「私は失望していない」
獲得目前から一転も独自の見解を示す「行きたいところへ行かなければいけない」
マウリツィオ・サッリ監督が就任したチェルシーは7月14日、ナポリのイタリア代表MFジョルジーニョと5年契約を結んだ。契約目前で獲得を逃したマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「私は失望していない」と、チェルシーとジョルジーニョにとって最善の結果になったと語った。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。
ジョルジーニョは今夏の移籍市場が開く前からシティ入団が濃厚と伝えられていた。しかし、ナポリを率いていたサッリ監督がチェルシーの新指揮官として確定する数時間前に、移籍金5700万ポンド(約83億円)でチェルシー行きが発表された。
シティとすれば“強奪”される形となったが、グアルディオラ監督はもしジョルジーニョが最後まで働きたいと思ったクラブと監督を選択したのであれば、双方にとって最善の結果になったのではないかと主張している。
「私は失望していない。我々はトライをしたんだ。全ての選手に私がアドバイスするなら、彼らが行きたいところへ行かなければいけないということだ。もし彼が、マウリツィオとチェルシーのところに行きたいと思っていながらシティに来ることを決めていたら、結果的に我々と彼がミステイクを犯していただろうね」
また、ジョルジーニョに対して「英国のサッカーは特別な選手たちを獲得する。全てが彼にとって最高のものだ」とエールを送ったグアルディオラ監督。同じチームで出会うことはなかったが、12月8日(チェルシー本拠地)、19年2月9日(シティ本拠地)での直接対決は大きな注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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